イギリス英語の語学力を測るCEFRレベル
外国語の運用能力を測る、国際的な指標です
CEFRについて
CEFRは「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ⾔語共通参照枠」のことで、セファールと読みます。
CEFRは、欧州評議会によって⻑年の研究と実証実験を重ね開発された語学レベルの国際的指標で、ご⾃⾝の⾔語や国を超え、外国語の運⽤能⼒を同⼀基準で測ることができることが良いところです。それにより、38もの⾔語で参照枠が提供されることとなり、語学教育の現場で広く活⽤されているのです。
このように、CEFRは、⾔語資格を承認する根拠ともなるものです。教育のみならず、就労の推進にも役⽴てられています。
CEFR レベルアップ基準について
従来の語学教育では、⽂法や語彙の正確さなどを⾼く評価する傾向にありました。その点CEFRでは、”その⾔語を使って何ができるのか”という点から、⾔語⼒を評価しています。つまり、知識量でなく、実⽤的な技能を備えているかを評価することができるのです。そのため、移住や就労・留学など、幅広いシーンにおいて役⽴つ指標と⾔われています。
ちなみに、CEFRのレベルを1つ上げるには、語学の指導者の下、約200時間の学習が必要とされています。
| レベル | レベル | 英語力 | 英語試験目安 | レベルアップ 目安時間 |
||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 名称 | IELTS | TOEIC | CEFR | |||
| 1 | Beginner 初心者 |
わずかな英単語や使い方がわかるレベル。中学1年生程度。 | 1.0-2.0 | 250 |
2ヶ月〜 3ヶ月 |
|
| 2 | Elementary 初級 |
日常生活の基本的なやり取りができる。旅行やコミュニケーションでの簡単な会話をどうにかこなせる程度。より複雑なコミュニケーションへの準備段階。中学2-3年生程度。 | 2.0-3.0 | 350 |
A1 | 1.5ヶ月〜 3ヶ月 |
| 3 | Pre-Intermediate 中級(下) |
旅行や人との会話といったどの場面でも基本的なコミュニケーションを撮ることができる。リスニング・文法・語彙に関してまだ学習が必要な段階。高校1年生程度。 | 3.0-4.0 | 450 |
A2 | 2ヶ月〜 3.5ヶ月 |
| 4 | Intermediate 中級 |
英語の理解が進み会話も少しずつ無理なくできるように感じてくる。文法のさらなる理解に努め、語彙力も増やしていくことで楽に会話ができるようにする段階。高校2年生程度。 | 4.0-5.0 | 550 |
B1 | 2.5ヶ月〜 4ヶ月 |
| 5 | Upper-Intermediate 中級(上) |
英語の理解が進み会話も少しずつ無理なくできるように感じてくる。文法のさらなる理解に努め、語彙力も増やしていくことで楽に会話ができるようにする段階。高校2年生程度。 | 5.0-6.0 | 650 |
B2 | 4ヶ月〜 5ヶ月 |
| 6 | Advanced 上級 |
状況に応じて英語を幅広く使いこなせる。語彙力を更に増やしていくと同時に、語法や用語の使い方に気をつけていくようにする段階 | 6.0-7.0 | 785 |
C1 | 4ヶ月〜 5ヶ月 |
| 7 | Proficiency 特級 |
流暢に英語を操ることができ、表現したいことは何でも表現できる。ネイティブ並。 | 7.0-8.0 | 900 |
C2 | – |
CEFR レベルを、しっかりと理解しておきましょう

ブルームズベリー・インターナショナルでは、英語の語学⼒を判断する基準として、CEFRを採⽤しています。
⽇本ではあまりなじみが無いのですが、CEFRは国際的な指標です。
この機会に、しっかりと理解しておきましょう。
CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languagesの略で、ヨーロッパ⾔語共通参照枠という意味です。
英語だけでなく、ドイツ語・フランス語・スペイン語などヨーロッパのさまざまな⾔語を共通基準で測ることが出来るよう、開発されました。
ヨーロッパは、国が陸続きであることから多⾔語使⽤が⼀般的です。そこで、「英語はC1、フランス語はB1、ドイツ語はA2です。」というように⾃分紹介時に使ったり、「フランス語のレベルを1つ上げよう。」と、ご⾃⾝の学習⽬標に活⽤したりしているのです。
CEFRでは、”その⾔語を使って何ができるのか”という点から、⾔語能⼒を評価します。⽂法や、語彙の正確さなどを⾼く評価する従来の語学教育とは⼤きく異なり、知識量と実⽤的な技能をバランスよく評価することのできる指標だといえるでしょう。
CEFRのレベルは、6段階に分けられます。
C2が⼀番⾼いレベルで、⺟国語と同様に使いこなせるレベルと⾔われており、⼀番基礎のレベルとなるのがA1です。
以下では、各々のレベルについて、詳細を解説していきます。
各資格・検定試験とCEFRの対照について
※ 括弧内の数値は、各試験におけるCEFRとの対象関係として測定できる能⼒の範囲の上限と下限
表中の数値は各資格・検定試験の定める試験結果のスコアを指す。スコアの記載がない欄は、各資格・検定試験において当該欄に対応する能⼒を有していると認定できないことを意味する。
※ ケンブリッジ英語検定、実⽤英語技能検定及びGTECは複数の試験から構成されており、それぞれの試験がCEFRとの対照関係として測定できる能⼒の範囲が定められている。当該範囲を下回った場合にはCEFRの判定は⾏われず、当該範囲を上回った場合には当該範囲の上限に位置付けられているCEFRの判定が⾏われる。
※ TOEIC L&R/ TOEIC S&Wについては、TOEIC S&Wのスコアを2.5倍にして合算したスコアで判定する。
※ 障害等のある受検⽣について、⼀部技能を免除する場合等があるが、そうした場合のCEFRとの対照関係については、各資格・検定試験実施主体において公表予定。
引⽤元︓⽂部科学省(平成30年3⽉)
● 熟練した⾔語使⽤者レベル( C2 ・ C1 )
・C2
「聞く」「読む」において、ほぼすべての内容を理解できる。話し⾔葉や書き⾔葉に関わらず、得た情報をまとめるなど再構築もできる。流暢で正確な表現ができる。
・C1
⾼度な内容の⻑⽂を理解し、意味を把握できる。⾔葉を選んだり詰まることなく、流暢な表現ができる。学問や職業において、その⾔語を柔軟に使⽤することができる。
複雑な話題であっても、きちんと構成された⽂章を作成できる。
● ⾃⽴した⾔語使⽤者レベル( B2 ・ B1 )
・B2
専⾨分野の技術的な議論や、抽象的な話題、具体的な話題とテーマに関わらず、複雑な⽂章の内容を理解できる。⺟国語者と緊張することなく、流暢で⾃然な会話ができる。幅広い話題において、明確で詳細な⽂章作成ができる。
・B1
仕事、学校、娯楽など⾝近な話題について、標準的な話し⽅の⼈であれば要点を理解できる。⾔語の話される地域で起こりそうな事態に、対処できる。⾝近な話題や個⼈的な関⼼事について、意味のある簡単な⽂章作成ができる。
● 起訴段階の⾔語使⽤者レベル( A2 ・ A1 )
・A2
基本的な個⼈情報、家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、⾃分と関係のある話題に関し、⽂や表現を理解できる。⽇常的で簡単な内容であれば、情報交換に応じることができる。
・A1
よく使われる表現や⾔い回しを理解し、使⽤できる。⾃分や他⼈の紹介ができ、居住地や持ち物など個⼈的情報において、質問や返答ができる。ゆっくり、はっきりと話す相⼿とであれば、少々の⼿助けで簡単な対応ができる。
検証体制や検証⽅法について
● ケンブリッジ⼤学英語検定
・スピーキング
問題作成者や試験官など、経験豊富な専⾨家8名で⾏う。
・ライティング
ライティングの採点経験が豊富な問題作成者や試験官など、専⾨家60名で⾏う。
・リーディング及びリスニング
アイテムバンキングシステム(全問題を、統計的⼿法を⽤いて同じスケールに⼀貫させ、関連付けを保証された問題作成⽅法)を⽤いて⾏う。
● IELTS
・検証
外国語として英語を指導する教員、且つ問題作成者や試験官としての経験も持つ19名で⾏う。4技能それぞれにCEFRしきい値を設定し、それを平均することで総合のCEFRしきい値とする。
・リーディング及びリスニング
Yes-No法(CEFR各レベルに最低限該当する受検者が、各問題に正解できるかを判定する⽅法)を⽤いて⾏う。
・スピーキング及びライティング
A modified Analytical Judgement法(典型的なCEFRボーダーライン上にいる受検者を特定する⽅法)を⽤いて⾏う。
● TOEFL iBT
・検証
CEFRに精通する、ヨーロッパ16か国の⾔語スペシャリスト(英語教授法、英語学習、英語試験の専⾨家など)23名で⾏う。4技能それぞれにCEFRしきい値を設定し、それを合計。標準誤差の範囲を調整して、4技能総合のCEFRしきい値とする。
・リーディング及びリスニング
Modified Angoff法(CEFR各レベルに最低限該当する受検者が、どの程度正解できるかを判定する⽅法)を⽤いて⾏う。
・スピーキング及びライティング
Modified examinee paper selection法(各受検者の解答を基に、CEFRしきい値を特定する⽅法)をを⽤いて⾏う。
留学前に確認しておくこと
イギリスの語学学校は、英語が初⼼者レベルであっても受け⼊れ可能なことが多いため、⾃信のない⽅でも不安なく留学することが可能です。
ただし、「Tier 4ビザ」が必要な場合には「CEFR B1レベル」に達していることが申請の条件となっていますので、事前に確認しておきましょう。










